6/9（土）・10（日）、北綾瀬駅前のしょうぶ沼公園で開催された「しょうぶまつり＆スタンプラリー」に行ってきました!
「しょうぶまつり＆スタンプラリー」は毎年ハナショウブの咲くこの季節に行われている足立区のおまつり。色とりどりのハナショウブが咲きそろう公園内に、PR展や物産展、模擬店がならび、多くの人が訪れます。
当日（6/9）は、あいにくの雨。。。でも、おまつりは元気に開催されています! 入口をはいるとすぐにたくさんのブース。
まずは総合案内で、いただいたパンフレットで会場をチェック。
いろいろな展示があるようですね。人気のスタンプラリーや花の販売のほか、足立区内の自然環境を守る取り組み、足立区の自然に親しんでもらうという展示が多いようです。ちょっとまわってみましょう。
こちらは人気のスタンプラリー。
スタンプコーナーは全部で4ヵ所。すべて集めると「完歩賞」がもらえるほか、景品が当たる抽選会に参加できるそうです。
抽選会の景品は、区内で使える共通商品券や友好都市の特産品など多数。これなら（雨でも）がんばってみようという気になります! 人気があるはずですね～。
ふと見ると、ん？ カニ？
これは「ベンケイガニ」というんだそうです。そして、なんとこのカニ、地元産。前日に綾瀬川にいたものだそうです。教えていただいたのはこちらの方です。ありがとうございます!<
けっこう大きいのもいて（胴体が5㎝くらい）びっくり。都会にもカニっているんですね。 …なんて感心していたら、となりはヘビ?!
こちらも地元産の「アオダイショウ」だそうです。足立区にこんな大きなヘビがいるんですね～。
すると担当の方から、「出しましょうか？」
「えっ!? いえそんな結構です」…といったものの、親切に出してくださいました…
アオダイショウには毒がないことは知っていますが、毒がなくてもヘビはちょっとこわい。よく見れば愛らしい目をしてるんですが….
こちらは「緑のサポーターカフェ」。
「緑のサポーター」とは、区内の緑化推進を目指して発足された足立区の取り組みです。新しくサポーターに加入される方もたくさん。
カフェコーナーではハーブティーもいただけます。
ハーブのとなりには玉ねぎが。
地元で栽培された無農薬の玉ねぎだそうです。なんと1袋100円!! お買い得です～（私も買いました）
そしてこちらは募金コーナー。東日本大震災被災地の森林整備や緑化に役立てるそうです。たくさんの募金が集まるといいですね。
ハナショウブや花の販売コーナー。色とりどりの花が並んでいます。
そして模擬店コーナーへ。
こちらは、以前からこの339サイトにご協力いただいている北綾瀬駅前の「お茶の光元園」さん。いつもありがとうございます!!
このおまつりには毎年ブースを出されているそうです。
そして和菓子屋「喜田家」さん。「喜田家」さんは足立区を中心に16店舗を展開する老舗の和菓子屋さんです。写真いいですか～と声をかけたら快く応じてくださいました。
しかも「お土産にもってって～」と和菓子を持たせてくださいました。売り物なのに申し訳ありません。。。ありがとうございました。
あとでいただいたんですが、とっても美味しかったです!
そしてこちらはおまつりの主役「ハナショウブ」のコーナー。
見事なハナショウブがならんでいますが、ひとつひとつ名前がついています。
「ここにあるのはすべてちがう品種なんです」
このコーナーには、ハナショウブについていろいろと教えていただけるガイドの方がいらっしゃいます。
お話によると、ここにあるのはハナショウブの品種改良を目指している方々がつくられたオリジナルのハナショウブなのだそうです。
ハナショウブは、交配して3年間同じ花を咲かせることができれば、新しい品種として申請することができるそうです。それが認められれば、自分の好きな名前を付けられるそうです。素敵ですね。
お話をうかがっていて面白かったのは、ハナショウブと松平家の話。江戸時代の旗本、松平定朝は花ハナショウブの育種家で、生涯に300近くの品種を開発したそうです。
松平家といえば、時代劇などにも登場する有名な家柄。「お金と時間のあるお殿さまが資金をたっぷりつかってつくっていたんでしょうね」とガイドさん。
「堀切菖蒲園」をはじめ、足立区や葛飾区でハナショウブの栽培が盛んなのは、その流れをくんでいるからだそうです。
「この辺り一帯の湿潤な土地が、ハナショウブの栽培に適していたっていうこともあるんですよ」 なるほど。
おまつりのブースを離れ、園内を散策。雨のなかのハナショウブはきれいですね。
植えられているハナショウブの人気投票もありました。
雨のなか、たくさんの人が投票されています。
さらに歩いていると、どこからか素敵な音楽が。
音につられて来てみると、足立区経済活性化推進協議会さん主催の「花と住まいと音楽と」というミニコンサートが行われていました。
「足立区経済活性化推進協議会」さんは、区と関係団体が協働して地域経済の活性化を図り、区内産業の育成を推進する事業を展開しています。
ミニコンサートもその活動の一環で、足立区内の建築会社13社の協力により、区内のおまつりなどで行われているそうです。
演奏されているのは、ギターの宮崎信義さん（左）とベースの中村健吾さん（右）。
宮崎さんは、CD制作のほか、ライブハウスや有名ホテルラウンジなどで演奏活動を続けられており、そのステージを待ち望む多くのファンの方がいらっしゃいます。中村さんは海外での経験も豊富で、なんとクリントン前大統領の前でも演奏されたことがあるそう。
こんなおふたりの演奏を身近で聴けるなんて素敵です。このコンサートは「花と住まいと音楽と」の活動の一環として今後もおこなわれるそうです。楽しみですね！
（足立区経済活性化推進協議会 http://hana-sumai.jp/index.html）
こうして「しょうぶまつり＆スタンプラリー」を一巡、雨のなかでしたが、とても楽しく過ごせました。
しょうぶ沼公園はひろくてとてもきれいな公園。管理も行き届いていて、気持ちよく過ごせます。おまつりのときはもちろんですが、ただ散歩するだけでも楽しいですね。
とくに今、ハナショウブが咲いている時期はおすすめ。咲き誇る花々を眺めながら歩いているだけで、とっても癒されます～
ハナショウブは雨も似合う花。梅雨時だって平気です。みなさんもしょうぶ沼公園をサンサクしてみては？
＊内容はすべて取材時のものです。ご利用の際はお店等でご確認ください。
339（サンサク）編集部/取材・編集スタッフ
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