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“ひと味違う”手づくりおでん「増田屋」

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11月に入り、朝晩はめっきり寒くなってきました。こんな季節に恋しくなるもの、といえばやっぱりコレです。


こちら増田屋さんは、綾瀬武道館近くのおでん屋さん。地元はもちろん、遠くからもお客様が訪れるという人気店です。


声をかけると快く出てきてくださった優しそうなご主人。さぁおでんの取材を・・・と思ったときに目に入ったのは・・・↓

亀。でもなんで亀?? え? すっぽんでもないし、おでんに亀って入るんだっけ??(すっぽんも入らないけど)

ご主人に伺ったところ、こちらの可愛い亀はペットだそうです。そりゃそうです。


そしてさらに衝撃的なものが・・・↓

繭みたいな形だけど、これって卵?

ご主人に伺ったところ、まさしく亀が産んだ卵だそう。2匹の亀はつがいではないので無精卵。卵がかえることはないのだけれど、お客さんが喜ぶので置いてあるのだとか。


私、子どもの頃、亀を飼っていた記憶がありますが、亀の卵をみたのははじめてです! 亀ってふつうに卵を産むんですね~。


ご主人によると、亀は食欲旺盛でなんでも食べる。とくに出汁をとった煮干しなど魚類はよく食べるそう。2匹のうち上に乗っている亀は、飼いだしたときの2倍くらいの大きさになっているとのこと。

たくさん食べて大きくなりました。亀は冬になると、えさも食べずにほとんど動かなくなるんだとか。亀も冬眠状態になるんですね。なるほど。


亀の水槽のとなりには、可愛いめだかもいましたよ。

めだか、わかりにくいですね。うす茶色っぽい細いやつです。うまく撮れてなくてすみません。


・・・すっかり亀話に食いついてしまった私。さて、気を取り直して(?)今日の本題。こちらが増田屋さんのおでんです!

美味しそう~!!


なかでも増田屋さん手づくりの練りものは大評判!! 店の奥に機械があったので見せていただきました。

こちらで、つくられているんですね。昔は魚からさばいたそうですが、今はすり身からつくっているのだそうです。


家庭用おでん用品のそばには、水にはいったちくわぶ。

ちくわぶって水のなかで保存するんですね! 私はいつも、ぴったりパックされたちくわぶのパッケージを破ってそのままおでんにいれるだけです。「水で保存すると味の染みかたが違うんだよね」なるほど。


こちらがご主人。

「美味しそう~ 美味しそう~」と言っていたら、「味見してみる?」とご主人。えーいいんですか!!

お言葉に甘えてご馳走になる私。スミマセンといいながら、写真を撮ることを忘れて食べ始めてしまったので、食べかけのおでんです・・・(^_^;) 美味しい!! 味がしみしみ。


増田屋さんでは、だいたい一晩は寝かせるのだそう。じっくり味がしみ込んだおでんはなかなか家庭ではでない味です。多くのファンがいるのもうなづけます。店内にはなにやらサインも多いし、有名人の方もたくさんいらっしゃったようですね。

ご主人によると、昔はあの毒蝮三太夫さんも来店したとか。おぉすごい!


おでん屋さんはもともと東京都内に300軒くらいあったのに、今では60軒ほど。「増田屋」の看板でやっていた店も、当初は32~3軒あったそうですが、今は5~6軒しかないそうです。貴重なお店なんですね。


夏にはかき氷もあるのだとか。

シブいかき氷器がいいですね♪ リーズナブルな価格も魅力です!!


これからの季節、増田屋さんの美味しいおでんであたたまりたいですね。おでん種だけでも購入できます!!


増田屋さん、お忙しいところ、本当にありがとうございました!

増田屋

営業時間
9:00~19:00

定休日
日曜

住 所
東京都 足立区 綾瀬5-12-9 [MAP]

電 話
03-3603-6009

*内容はすべて取材時のものです。ご利用の際はお店等でご確認ください。

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