12月です。ついこの間、年を越したと思ったのにもう12月か… と毎年同じことを思っております。
こちらは、佐野にあるワインの専門店「Vendanges ヴァンダンジュ」さん。
「Vendange」とは、ワインの関連用語で「ぶどうの収穫」を意味する言葉だそうです。
こちらは、以前取材でお世話になったお好み焼き「雲霞」さんからのご紹介いただきました。ありがとうございます!! 雲霞さんのご主人もソムリエの資格を持っていらっしゃって、ワインに造詣の深い方です。
店内は所狭しとワインが並びます。
さすが専門店です。
もともとは商社にお勤めだったというオーナーさん。仕事で出合ったワインの奥深さに魅せられて、ソムリエの資格をとり、その後お店をはじめられたそう。開店から5年目に入るそうです。
お客様のワインを選ぶときは、好みや用途(気軽に飲めるデイリーワインなのか、特別な日なのか、贈りものなのかなど)、その日の料理内容なども聞いて、価格帯も含めていちばん合うワインをおすすめしているそうです。
せっかくなので、ワインについて少しだけ伺ってきました!!
1:ワインのアルコールのもとはぶどうの“甘み”
ご存知のようにワインはぶどうからできていますが、ぶどうを発酵させてその甘みがアルコールに変わるのだそうです。なので、例えば甘口ワインは発酵を途中で止めるので、アルコール度数が低め(9%くらい)なのだそうです。
2:ぶどうの収穫の仕方でも変わる
ぶどうの熟成具合は、同じ畑でも地面からの距離、太陽に近いなどによって違うそう。安いワインは機械で一気に収穫してしまうのでごっちゃまぜだけど、よいワインは、熟し具合をみて手摘みで収穫するのだそうです。
3:「ライトボディ」「ミディアムボディ」「フルボディ」の違いは?
まずアルコール度数が違うそうで、ライトボディは約12%、ミディアムボティ約13%、フルボディ約14%。フルボディは果実味が濃くてボリュームがあるので、これからの寒い時期にはおすすめだそうですよ。
4:ボトルの形には意味がある!
ワインのボトルには、首が長くてスルーっとしたなで肩(ブルゴーニュタイプ)と、がっしりしたいかり肩(ボルドータイプ)があります。ブルゴーニュが柔らかい味わいなのに対し、ボルドーは渋みが強くしっかりとした味わいなのだそう。渋みが強いボルドータイプは、ビンのなかに澱がたまってしまうので、グラスに澱が入らないようにいかり肩の部分で受け止めるようになっているのだそうです。
うーーん。なるほど。勉強になります!!
さらに店内のワインをご紹介。
ワイン好きの方も喜びそうなラインアップ!
ところで、オーナーさんがおっしゃっていたのですが、“ビールはいつも同じ銘柄を買う人が多いけれど、ワインは同じものを買わない人が多い”… ってホントそう! 私自身もビールは好きな銘柄が決まっていてそればっかり買いますが、ワインは違います。なぜかというといろいろ飲んでみたいから♪ 私だけじゃなく他の人もそうなんですね。
いろいろなワインを飲んでみたいけれど、どれを選んでいいかわからないときは、やっぱり料理と相性がいいものを選ぶといいそうです。よく「ワインと料理のマリアージュ」といいますよね。一番いいのはソムリエさんに選んでもらうことだそう。どれを買っていいかよくわからないという人(→私)はどんどん聞いてぴったりのワインをセレクトしてもらいましょう!
ヴァンダンジュさんのブログにもワインの情報が掲載されています! ぜひご参考に♪
ワインショップ ヴァンダンジュ ~足立区のワイン屋さん~
寒くなると、あったかいところでワインを楽しみたいですよね~ とくにこれからは、クリスマス、年末年始イベントが続くので、美味しいワインで乾杯♪♪ もちろん、自分好みのワインをひとりでじっくり味わうのもかなり楽しいですが。
せっかくなので、私も1本選んでいただきました! 「どちらかというとボルドータイプが好きなのですが、あまり高くない価格帯で…」といって選んでいただいたのですが、こちら↓
雑誌の表紙にもなったものだそうです。(→あとでいただきましたが、めちゃめちゃ美味しかったですよ♡)
「ヴァンダンジュ」さん、お忙しいところご協力いただきまして、本当にありがとうございました!!
Vendanges ヴァンダンジュ
営業時間
12:30~19:00
定休日
水曜日
住 所
東京都 足立区佐野2-30-4[MAP]
URL
https://ameblo.jp/vendanges/
*内容はすべて取材時のものです。ご利用の際はお店等でご確認ください。
339(サンサク)編集部/取材・編集スタッフ
雨にも風にも夏の暑さにも負け続けております。日々の糧は、取材でみなさんにお会いできること+帰宅後の1杯のビールです。