11月11日(日)、今日はおまちかね「メトロファミリーパーク in AYASE」の開催日です~!! 東京メトロさんのご厚意により、339記者もイベントの取材をさせていただくことになりました。
当日の天気は曇り。前日まで雨の予報が出ていたんですが、うっすら陽も差しているし、なんとか天気はもちそうかな。
北綾瀬駅前から会場(東京メトロ 綾瀬車両基地)までは徒歩で約10分。オープンは朝10:00 …なんですが、8:30頃の北綾瀬駅前、すでに駅前から会場へ向けて警備員さんもいらっしゃって、なんだかちょっとそわそわした感じ。
警備員さんの巧みな誘導により、10分もかからず会場へ到着。
着いた時間は8:40。会場まで1時間20分あります。 …って、もうお客さん並んでますよ!
今回、快く339の取材をお受けいただいた東京メトロさん。こちらが広報担当の桑村さまです。お世話になります。
そうなんですね。私は9:30くらいから人が集まり出すのかと思っていました。甘かった・・・
そして今回、「メトロファミリーパーク in AYASE」のイベントのご担当者さまにお話を伺うことができました。
お忙しいなか、ありがとうございます。こちら、営業推進課の稲川さまです。
―このイベントは2009年から「東京メトロスマイルフェスタ」というタイトルで始まったそうですね。
稲垣さん そうですね。当初は申し込み制じゃなかったんですけど、あまりに来場者が多かったんで、昨年から申し込み制にしたんです。
―一昨年はどれくらいの方がいらっしゃったんですか。
稲川さん あんまり多すぎて、途中で数えるのをやめちゃったんですけど、たぶん3万人くらいだと思います。
―3万人はすごい。今年の募集が15,000人ですから2倍ですね。
稲川さん そうですね。ここ(綾瀬車両基地)から北綾瀬駅までずーっと人が並んじゃったこともあって、申し訳ないけれど定員を決めさせていただいたんです。
―私は綾瀬車両基地にはじめて入ったんですが、広いですねー。
稲川さん そうですね。敷地は200m×700mあるんです。「東京ドーム3個分」です。ここは東京メトロでも唯一、検車区・工務区・電気区・工場と、技術のすべてがあるんです。それぞれ単独ではほかの場所にもあるんですが、全部揃っているのはここだけですね。
―イベント会場も広くてびっくりしました。
稲川さん 敷地のすべてを会場にしているわけではないんですが、縦には長いですね。工場も迫力がありますし、来場者には驚いてもらいたいなと。
―来場者の方はどんな方が多いのでしょうか。
稲川さん 多いのはやっぱり鉄道好きな方ですね。男性が多いですけど、最近は女性も増えています。
―最近は、女性の鉄道ファンの話題もよく聞きますよね。
稲川さん そうですね。でも、鉄道ファンの方だけってわけではなく、ファミリー層も多いですよ。年齢でいったら本当にお子さんから年配の方まで、みなさんに来ていただいてます。
―そうですね。イベントの内容をみると、鉄道ファンにはたまらない企画も多いですが、ふれあい動物園とか大道芸とかお子さんやファミリー向けの企画も多いですね。
稲川さん そうなんです。東京メトロが年1回行う「おまつり」のようなものなので、地域の活性化というか、どなたでも楽しんでいただきたいというのが趣旨なんです。そのために、動物園とか大道芸とか工作のようなコーナーもあるし、警察や消防の方にもきていただいたり、地域の障がい者施設の方にもブースを出していただいたりしています。
―入場とは別に、事前公募の企画が5つありますね。これは倍率が高そうですね。
稲川さん そうなんですよ~ どの企画もすごい人気なんです。
―なかでも人気が高いのは?
稲川さん そうですね。「車両洗浄体験」ですかね。
―そういえば、電車の洗浄ってどうやるんでしょう。車だとガソリンスタンドで機械洗車がありますが。
稲川さん 車と同じです。この車両基地に洗車場があるんです。車の洗車は機械が動くけど、電車の場合は電車が動くんです。
―車の洗車みたいに両側をブラシでガーっとやるんですか。
稲川さん ええそうです。あれ、なかに乗ってるとすっごい迫力なんですよ。
―へぇー。それは乗ってみたいですよね。めったに経験できないし。そういえば、電車が汚いのってあまり見たことないですね。車ってちょっと油断しちゃうとすぐ汚れますよね。地下鉄といってもここもそうですが地上区間もあるし、雨もあたりますよね。汚れそうなのに。
稲川さん いや、実は地下のほうが汚れます。
―そうなんですか! え、なぜ?
稲川さん 電車が走るとき、レールと車輪が擦れているんです。やっぱり少し削れて鉄粉が飛ぶんですよ。その鉄粉が一番車体が汚れる原因ですね。
―それは意外。じゃあ電車の洗車ってけっこう頻繁にされてるんですか。
稲川さん そうですね。10日に一回です。
私はもう、ン十年、東京メトロの沿線に住んでるんですが(住みはじめたときは「営団地下鉄」)、地下鉄のほうが汚れるって今はじめて知りました。
―「メトロファミリーパーク in AYASE」はとても規模の大きいイベントだと思いますが、開催準備期間はどれくらいでしたか。
稲川さん 半年くらい前から準備をはじめていますね。
―一番大変だったことはなんですか。
稲川さん 大変なことはもうすべて(笑)でも、昨年もアンケートをとったんですが、とくにファミリー層の方に「鉄道ファンの人向けのイベントかと思っていたけれど、小さな子どもも楽しめる企画があって本当に楽しかった」といっていただいたいたりすると、頑張ってよかったと思います。
稲川さん、お忙しいところお時間をさいていただき、ありがとうございました!!
インタビューを終えるころ、東京メトロのイメージキャラクター「メトポン」が登場。
メトポン(右)には妻子があり、左がちかポン(嫁)、真ん中がポン太(息子)です。
メトポン一家がお出迎えで、いよいよ開場の時間。
この続きは次回アップします!! お楽しみに~
*次回、鉄道グッズのプレゼントがあります。必見です!!
>メトロファミリーパーク in AYASE - その1
>メトロファミリーパーク in AYASE - その2
>メトロファミリーパーク in AYASE - その3
>メトロファミリーパーク in AYASE - その4
*内容はすべて取材時のものです。ご利用の際はお店等でご確認ください。
339(サンサク)編集部/取材・編集スタッフ
雨にも風にも夏の暑さにも負け続けております。日々の糧は、取材でみなさんにお会いできること+帰宅後の1杯のビールです。