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創業60年超!! 伝統の味を守る手づくり煎餅「加賀屋」

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急に寒くなりましたね。ついこの前まであんなに暑かったはずなのに、もはや思い出せません。今年の冬は長そうです・・・

おせんべい、美味しいですよね~ いったん食べ出すとなかなか手が止まりません。美味しいおせんべい屋さんのウワサをきいて、さっそく伺ってきました!!

こちら「草加せんべい 加賀屋」さん。

すでに創業から60年以上という老舗です。

お店の横には工場が併設されています。

まさにできたて直送!!

店内には、横の工場でつくられたおせんべいがいろいろ。

ディスプレイもキレイです!

実は加賀屋さん、「和菓子のオリンピック」とも呼ばれる「全国菓子大博覧会」の第16回大会(1965年)で、ある商品が「名誉総裁賞」を受賞されています。

それがこちら↓

「うすば焼せんべい」です。

店内には賞状も。

受賞したのは昭和40年! 50年以上も前です。歴史を感じますね~

「うすば焼せんべい」はその名のとおり「薄い」のが特徴。堅いおせんべいは美味しいけれど、食べづらい人もいますよね。そんな人にもぴったり!! 薄くて軽くてサクサクッとだれでも食べやすいおせんべいなんです!!

以来「うすば焼せんべい」は、かわらない味で人気の商品なのだそうです。

加賀屋さんのおせんべいは、お店に併設されている工場でつくられています。ひとつひとつ心をこめて、ご家族で生産されていらっしゃるそうです。

そのこだわりは原料のお米から。加賀屋さんが原料として使うのはご存じ「コシヒカリ」。

私のウスイ知識でも、おせんべいがお米からできていることは知っていますが、コシヒカリって美味しいですよね? おせんべいにするのはもったいないような・・・

と思いましたが、お話しを伺ったところ、お米によっておせんべいの味はまったく違ってしまうのだそうです。

大きな工場で大量生産する場合、あまりいいお米を使えないですよね。そうなると、やはり味も変わってくる・・・ 加賀屋さんでは、ちょっとお高くてもコシヒカリを使うことで品質を守っているのです。

ところで、おせんべいの生産工程って知ってますか? 私もくわしくは知らなかったのですが・・・

お米を洗って乾かして製粉(ここまでですでに3日)→蒸して餅にする→うすく伸ばしてせんべい型でカタチをつくる→しっかり乾燥させる・・・

乾燥途中のものを見せていただきました↓

まだふにゃふにゃのおせんべい。赤ちゃんみたいでかわいいです♪

しっかり乾燥したら・・・

→焼く→味を付ける→最後にもう一度乾燥させる・・・

と、とっても手間がかかっているんです。美味しいものをつくるというのは大変なことなんですね。

店内には、和紙をつかったキレイな箱もたくさんあります。おせんべいをつめられるそうですよ。

こんなキレイな箱でおせんべいを贈ったらよろこばれそう♪ でも、自分でも欲しいかも・・・

と思っていたら、小物もありましたよ!!

どれも素敵ですね♪

加賀屋さんのお店は、以前は日本家屋のような造りだったそうです。でも区画整理のために建て替えをされたのだそう。日本家屋のようなお店も見てみたかったです。

でも新しくなった今のお店もとっても素敵です。

「どなたでも入りやすく」と入口前がスロープになっているんですね。

おせんべい、本当に美味しいです♡ ぜひみなさんも行かれてみては?

インターネットからも注文できます!!
加賀屋さんのHPはコチラから

加賀屋のみなさま、お忙しいところありがとうございました!!

草加せんべい 加賀屋

営業時間
9:00~17:00

定休日
日・祝

住 所
埼玉県 八潮市 大字鶴ケ曽根728 [MAP]

電 話
048-996-8458

URL
http://www.kagayabeika.co.jp/

*内容はすべて取材時のものです。ご利用の際はお店等でご確認ください。

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