最近は寒暖の差が激しくなってきて、花粉の気配も強くなってきました…。春ももうすぐそこでしょうか。
店先にずらりと並んだバイクたち。本日取材させて頂いたのは、モーターサイクルショップ NOVAさんです。
現在は一人でお店を任されているという阿部さんに、お話を伺ってきました。潮止橋の方で30年ほど店を構えていたのを、6年ほど前に現在の場所に移転したというNOVAさん。オイルの匂いが漂う店内の壁面には、これでもかと並んだ修理道具の数々……阿部さんは以前はモトクロスもやっていたとのことで、壁にかかるお店のロゴ入りジャンパーがそれっぽく見えてきます。
こちらでは販売も行っているということですが、お仕事の内容はほとんどが持ち込みの修理だそうです。昔は洗車機も2台ほどあったというお店は、移転の際に整理・縮小して今の規模になったとのこと。それでも中には杉並や八王子からはるばる修理に来られる馴染みのお客さんもいるそうです！
バイクや車のエンジンというのは今と昔の構造が異なるので、さわれる人が世代で分かれてしまうとか……メーターの造り、見た目で作られた時代がわかるそうですが……むむむ、素人目には判断は難しいです……。
実は今主流になりつつあるEV車は、電気とモーターで動くから昔のエンジンほど触るのに技術がいらない、という話は初耳でした。他にも、ガソリンは劣化しやすいため、半年も放っておくとエンジンがかからなくなるそうで、それを知らない人がぞんがい多い、というお話も。私は地元にいた時だけ、しかも車しか運転しなかったのでそんなこと全然知りませんでした……！
この日は店内の自販機のコーヒーをごちそうになりました。寒い日なのでとても温まりました。ガソリンスタンドに設置されているのを目にしますが、その流れで業者さんが出入りされるそうです。
長年修理をしているということで、お店の内外には年代も様々な車体が並んでいます。中には50年ほど前のBMWのコピー品や、走りすぎて表面の凹凸がなくなってしまったタイヤまで……！
こんなになっても走れるんですね……。品川にしか車検場がなかった当時の、レアな車検票なども見せて頂きました！（個人情報が載っているので、お写真は割愛させて頂きますが、大変年季を感じる紙質でした）
バイクの部品から工具の良し悪しまで、技術職ならではのお話を沢山聞かせて頂きました！ 長く愛されているモーターサイクルショップ NOVAさんでは、急な持ち込みも歓迎とのことで、お近くまで寄られたバイク乗りさんは是非立ち寄ってみて下さい。
阿部さん、貴重なお話を有難うございました！
モーターサイクルショップ NOVA
住 所
埼玉県 八潮市茜町１丁目８－９［MAP］
電 話
048-997-2320
＊内容はすべて取材時のものです。ご利用の際はお店等でご確認ください。