八潮市内のヤマダ電機のほど近く、毎日餅菓子・おこわを製造・販売されている「つるみ製菓」さんを訪ねてきました。
市内外問わず日本全体で和菓子を製造・販売するお店が減っていく中で、初代から40年以上、2代目となっている貴重なお店のつるみ製菓さんです。
年末年始はお餅の準備など大忙し。今回は、つるみ製菓さんの名物である大福やおこわを中心にレポートします。
黒豆大福のあんは日替わりだそうで、伺った日は「こしあん」でした。
店内にはきれいに餅菓子がならんでいます。
「大福」は元々は腹持ちがいいことから大腹餅(だいふくもち)とされていたものが、縁起の良い「福」という言葉を当てて「大福」になったのだそうです。
餅菓子は大福だけではなく、お団子・紅白まんじゅう、赤飯やお正月の鏡餅など縁起物に多く使われていますね。
このこしあんの黒豆大福も福を呼んでくれそうな予感がします。早速いただきます。
しっとりした食感の皮ににきめの細かいこしあんがたっぷりつまっていて、幸せです。甘さもほどよく、お土産などにもぴったりですね。
しかし、つるみ製菓さんの名物は大福だけではありません!
とろとろのみたらし団子やおはぎ、おこわやおにぎり、太巻きなど、餅米を生かした数々のメニューがあります。お団子の焼き加減、この焦げ具合も食欲をそそりますね。
おはぎなどもなかなかできたてを食べる機会はないので貴重です。
朝作ってその日のうちに食べるお菓子を「朝生菓子」というのだそうで、つるみ製菓さんの店頭に並んでいる餅菓子は全て、その日の朝にご主人の鶴見さん、奥さん、スタッフさんの3人で手作りしています。
また、餅菓子は結婚や出産などお祝い事にも重宝されているのだそうです。お祝い事での注文も多いとのことでした。縁起が良いですね!
年末年始の名物、なまこ餅は黒豆・青のり・エビごまのバリエーションがあります。柔らかくて食べやすいと好評なのだそうです。
おこわと赤飯のおにぎりもつやがあって、もちもちです。
すぐにお腹の中に収まってしまいました。こういった餅米の物は少しでもお腹がふくれます。
餅菓子は普段なかなか食べる機会も作る機会も有りません。折に触れて、家族へのお土産や大切な人への贈りものに使ってみてはいかがでしょうか?
その際には、福を呼ぶつるみ製菓さんで!
また、ブログも日々更新されています。最新情報はこちらからご確認お願いします。→ つるみ製菓ブログ
つるみ製菓のみなさまご協力ありがとうございました。
つるみ製菓
営業時間
9:30~18:30
定休日
月曜
住 所
埼玉県八潮市中央2-17-7 [MAP]
電 話
048-996-7937
URL
http://mochigashi.exblog.jp/
*内容はすべて取材時のものです。ご利用の際はお店等でご確認ください。
339(サンサク)編集部/取材・編集スタッフ
いくつになっても末っ子気質。究極の寒がりなため、冬は行動範囲が狭くなりがち。でも取材とならばどこへでも!! 何事もフィーリングで決める潔さが自慢。