今回は、地域に根ざしたパン屋さんベーカリー「シマダ」さんを訪ねました。
数少ない八潮市内のパン屋さんですが、個人店で経営されているのはわずか数店舗です。
そのうちの一つ、シマダさんは平成15年の開店以来地域のお客さんを中心に人気を集めています。
八潮市立八幡中学校のそばの大通りに面する、素敵なたたずまいのパン屋さん。木のぬくもりから、お店のあたたかみが伝わってきます。
店内には数十種類のパンがならんでいて種類の豊富なパンが魅力です。この日は伺うのが遅くなってしまったので、商品の多くが売り切れでした。さすが人気店さんですね!
2014年9月には八潮商工会主催の「やしお・はぴベジ博 メニューグランプリ」で、オリジナルメニュー「トマトパン」がグランプリに認定されました。
詳細はこちらから↓
八潮商工会ホームページ グランプリ受賞商品紹介
トマトパンも食べてみたかったのですが、お目に掛かることができませんでした。
普段から素材を大切にして、腕を振るっているシマダさんだからこその受賞ですね。おめでとうございます。
店主の島田さんは、「原料にこだわってパン作りをしています」と話してくださいました。
栄養豊富なこだわりの小麦ふすまを使用した日替わりのパンはシマダさんならでは!
メニューは、
火曜日:パンドカンパーニュ
水曜日:ふすまブレッド
木曜日:ホテルブレッド
金曜日:ライ麦パン
土曜日:ごま食パン
日曜日:ベーグル
ふすまとは、小麦の外側の硬い皮の部分のことで栄養を豊富に含んでいます。ふすまを含んだ小麦粉を使用しているんですね。
食パンも小麦らしい良い色をしています。
卵は青森県の「はぐくみ卵」を使っています。自然豊かな農場で育てられた鶏の卵は通常の物よりもビタミンEが約5倍も多く含まれているのだそうです。
クリームパンは小樽の牛乳と育み卵のコラボレーションです。これは間違いなくおいしいですね。クリームパンをひとつとっても島田さんのこだわりが感じられます。
他にも、名物のラウンド食パンをはじめ、カレーパンやあんぱん、子ども向けのキャラクターパン、ラスクなど豊富な種類のパンが並んでいます。一番人気は自家製のカレーを包んだカレーパンだそうです。
今回、339でチョイスさせていただいたのは、「ラウンド食パン(メープル)」と「八潮あんパン」です。
ラウンド食パンのメープルは、切った瞬間からふわっとメープルシロップの香りが広がります。生地はもっちりしっとり、生地自体の味とメープルの味が重なって、そのままでとてもおいしくいただけます。
こちらは八潮あんぱん。生地がふわっとしていて、とてもいい口当たり。香ばしい黒ごまと塩あんの素敵な組み合わせです。八潮の「潮」と「塩」が掛かっているのだそうです。ネーミングにもこだわりがありますね。
そして、ひとつでお腹が満たされるくらいのボリューム感。八潮に八潮あんパンあり!です。
レジではBakery’sアイスを販売中。コーンが卵と牛乳をふんだんに使ったパンになっています。パン屋さんならではのアイスクリームです。
一度では味わいきれない魅力たっぷりのベーカリーシマダさん。これからも様々なパンで市民を楽しませてくれそうです。ぜひ一度立ち寄ってみてください。
閉店間際にも関わらずご対応いただいた、島田さん、スタッフさんご協力ありがとうございました!
ベーカリーシマダ
営業時間
火~金:8:00~18:30/土・日・祝:7:00~18:30
定休日
月曜日(祝日の場合火曜日に振り替え)
住 所
埼玉県八潮市中央3-10-13 [MAP]
電 話
048-997-7373
*内容はすべて取材時のものです。ご利用の際はお店等でご確認ください。
339(サンサク)編集部/取材・編集スタッフ
いくつになっても末っ子気質。究極の寒がりなため、冬は行動範囲が狭くなりがち。でも取材とならばどこへでも!! 何事もフィーリングで決める潔さが自慢。