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“古くてあたらしい”を感じる亀有アートスポット「SKAC(SKWAT KAMEARI ART CENTRE)」

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JR常磐線「亀有駅」から「綾瀬駅」間の高架下エリアは、「さんぽみち」と「かめあり」を合わせて「ぽちかめ」というそうで、楽しくおさんぽできるよう、いろいろなお店が入っています。

「SKAC(スカック)」さんは、そんな「おさんぽエリア」のなかでも異彩を放つ、アートな複合施設です。

正式名称は「SKWAT KAMEARI ART CENTRE(スクワット・カメアリ・アート・センター)」。「SKWAT」は、「SQUAT(スクワット=空き家などを一時的に占有して利用すること)」に由来しているそうで、もともと南青山ではじまったプロジェクトだそうです。「ぽちかめ」には2024年に移転されたとのこと。

通り沿いから見えるサイン。

もともと置かれていた高架下の設備を利用されています。

エントランスはこんな感じ。

まさに、線路の下。橋脚と橋脚の間が通路となっています。

施設内の店舗は、アート系の洋書を中心に扱う「twelvebooks」、アナログ・レコードショップ「VDS (Vinyl Delivery Service)」、それにカフェ「TAWKS」の3店舗。

書店とレコードショップが併設されており、2階にはこのプロジェクトの中心となっている設計事務所「DAIKEI MILLS」のオフィスがあるそうです。カフェはその横に隣接しています。

まず、アート系書店「twelvebooks」さん。

両側の橋脚下が書棚になっています。ちょっと倉庫のような雰囲気。

こちらで販売されているアート系の洋書は、海外で仕入れているそうで、全国の書店さんへの配送もされているとか。つまり、リアルな倉庫でもあるのです。

こちらに入ってまず印象的だったのは張り巡らされた「足場」です。「SKWAT」さんでは、活動の一環として、既存の建材や設備を肯定しながら再利用・再提案をしているそうで、空間の骨格を担うアプローチとして選んだのが「足場」。“棚、収納、通路という機能が同時に担保できる、多機能な建築資材”だったということです。なるほど。

天井まである洋書。

組まれた足場と空間が印象的なディスプレイ。亀有駅の下にあるスペースとは思えません……

でも天井を見上げると……

なるほど、高架下なんだ。

歩道側の開口部は大きなガラス張り。広い空間を演出した、明るいスペースになっています。

窓から望む亀有の街並みも、この空間を演出する一部として機能しているのです。

「THE MUSEUM IS NOT ENOUGH」

「美術館という枠だけでは収まらない」のような意味ですね。

これは狙ったディスプレイなのか、倉庫として置いてあるのか? 両方なのか?

この左側のスペースには書店さんのオフィスがあります。

みなさん、忙しそうに仕事中でした。

足場を上がって2階へ。こちらにも同様のスペースがあります。

地面に固定していない足場なので、ゆらゆらと揺れるのです。それほど高くはないですが、少しだけ、建築現場体験。

この奥には設計事務所さんのスペースがあるようです。

ブラウン管を使った演出もいいですね。

通路を隔てて、アナログ・レコードショップ「VDS」さんへ。

壁面にレコードがずらり。

今流行りの昭和歌謡や東南アジアで大流行のシティ・ポップなんかも人気があるそうです。

試聴コーナーも。

いいですね!

懐かしのカセットテープ。

ラジカセもあります。

時を超えて人気のビートルズ。

実は、アルバムの「帯文化」は日本独自のもので、海外のコレクターが買っていくそうです。

リアル世代にはこれまた懐かし。

YMO「ソリッド・ステート・サヴァイバー」。もう細野さんしか……

ヴァン・ヘイレン「ジャンプ」のEPレコード。

こんなのあったんだ!

JAZZもいろいろ。

海外でも認知されていて、コレクターさんなんかもいらっしゃるそう。なかには10万円オーバーのレコードも!

レコードショップ「VDS (Vinyl Delivery Service)」さんは、アート系書店の「twelvebooks」さんと同じく、倉庫でもあり、店舗でもある。ワークスペースとショップエリアが共存しているのです。

そして隣接しているのが、カフェ「TAWKS」さん。

ショップ全体に貼られたシルバーのシート。秋晴れの陽の光がきれいに反射しています。

この雰囲気ぴったりにキマっていたカップルさん。

写真を撮らせていただきました。なんだか、よすぎる写真になりました……

亀有に誕生したあたらしい街並み。

通路にもベンチやソファを置いて、のんびりとくつげる空間に。

気持ちの良い場所なので、子連れのママさんなんかも、ふらりお散歩がてらに立ち寄る姿もみられました。

「亀有」という下町中の下町なのに、なぜか不思議とマッチしたオープンアートスペース。今は準備中でしたが、作品の展示なんかも定期的に行っているそうです。

本好きやレコード好きはもとより、「古くてあたらしい何か」を感じたいとか、そんなひとはぜひ立ち寄ってみてほしい場所です。

SKAC(SKWAT KAMEARI ART CENTRE)

営業時間
*店舗によって異なります
twelvebooks(アートブック)
11:00~19:00
ホームページ
https://twelve-books.com/
VDS(アナログ・レコード)
水・木曜日:12:00-19:00・金・土曜日:12:00-20:00・日曜日:12:00-17:00
ホームページ
https://vinyldeliveryservice.com/
TAWKS(カフェ)
水~金曜日:8:30~18:00・土日祝日 11:00~18:00
ホームページ
https://tokyocafegallery.com/locations/tawks/


定休日
月・火曜日

住所
東京都葛飾区西亀有3丁目26-4[MAP]

*内容はすべて取材時のものです。最新の情報はSNS、店舗等でご確認ください。

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