日本全国でおなじみ、地元亀有愛にあふれた超人気漫画といえばもちろん「こち亀」(「こちら葛飾区亀有公園前派出所」)。亀有では、駅前だけでなく、あちこちで両さんたちの銅像に出会うことができます。
ご存知の方も多いかもしれませんが、現在亀有には「こち亀」の世界を楽しめる施設の整備がすすめられています。
いったいどんな施設が誕生するのか……? それはぜひ取材したい! とプロジェクトを担当されている葛飾区観光課さんにくわしいお話をお伺いしてきました!

お話をお伺いするのは、施設の企画を担当されている葛飾区観光課の松谷さんです。お忙しいところ、ありがとうございます。
「こち亀」を街のシンボルに!
もともと亀有地域では、南口側の4つ、北口側3つの合計7つの商店街が「亀有地区商店街協議会」を結成し、活性化につとめていらっしゃるそうです。
2006年にはじめて亀有に両さんの銅像を建てられたのも、協議会のみなさんだそう(銅像の3つ目までは商店街でつくられたようです)。その後も協議会さんで「こち亀」のオリジナル商品を開発・販売などを行っていくなかで、葛飾区も加わるようになり、共同でイベント開催するなどの活動が続いていたそうです。
「こち亀」関連の施設の整備については、「地域活性化につなげる亀有の象徴として、ぜひつくってほしい!」との声がずっと以前からあったそうですが、2016年の「こち亀」連載終了を機に本格的に動き出したとのことです。なるほど。
くわしい経緯はこちらから→ 亀有地域観光拠点施設整備の基本的な考え方(葛飾区)
土地探しは超難航?! 名称は投票で決定
建築が正式に決まって、そこからが場所探し。松谷さんはじめ担当者のみなさんは本当に大変だったそうです。
当初は公共施設も考えられたそうですが、集客を考えると、北口でも南口でもいいので、駅に近い場所がいい。でもそもそもいい場所ってある……?
担当者さんは、たくさんの調査や交渉、折衝、断念を繰り返し…… (たぶんくじけながらも)尽力された結果、現在の土地が見つかったそうです。駅から徒歩3分、人通りも多く抜群の立地です。

建築地が決まったことから、2021年に整備計画を策定、2022年度に設計、2023年度~2024年度の約2年で施工というハイスピード整備計画がスタートしたそうです。
気になる施設の名前ですが、地元の関係者の方々から出た意見を観光課でまとめて4案に絞り、2024年1月に投票を実施、「こち亀記念館」と決定したそうです。わかりやすくて親しみやすい。下町感あっていいですね! (ちなみに、ほかに「こちら葛飾区亀有三丁目記念館」「こちら両さん記念館」「葛飾区立両津勘吉記念館」の3案が候補に)
5階建ての「こち亀記念館」、1階に派出所!
そしていよいよ着工となった「こち亀記念館」、さてどんな施設になるのでしょう? 気になる外観はこちら↓

漫画の“コマ割り”をイメージしたという、ちょっと変わった外観。一見して「こち亀」の世界へと誘われますね。住宅も多い場所ですから、近隣との調和も考えた外観になっているそうです。
ビルは5階建て、1階は「こち亀」でおなじみの派出所になっています。

施設の構想やデザインなどは、設計業者さん、施工業者さんと観光課さんとですすめられたそうです。
原作者の秋本治先生はどんな反応なのかお伺いしたところ、「いいね! いいね!」といってくださっているとのこと。(→とっても優しくて良い方だそうです!!)

短工期で竣工予定、オープンは来年春!
通常、こういった施設の建築には、もっと多くの時間がかかるのですが、「こち亀記念館」は、設計~竣工まで約3年という超短期で進行しています。しかも今のところ工期の遅れはなく、順調にすすんでいるそう。オープン予定は2025年3月予定です。
建築中のシートには、地元の小中学生が描いた可愛い両さんのイラストが飾られています。通られた際にはぜひご覧になってください!
さて、「こち亀記念館」は、全館でひとつのストーリー仕立てになっているそうです。さて、どうなっているのでしょう?
館内の様子は、次回くわしくご紹介します! お楽しみに!!
「こち亀記念館」に関する情報はこちらから↓
*記事内のイラストはすべてイメージです
「こち亀記念館」
住所
東京都葛飾区亀有3-32-17 *現在建築中(2025年3月開館予定)[MAP]


















